◎プラセンタ療法


  • プラセンタとは

プラセンタとは人の胎盤から抽出したエキスのことです。

プラセンタには、胎児の成長に必要不可欠な豊富な栄養素や、体細胞を活性化させる成分が含まれています。

プラセンタを注射することにより、自然治癒力が増大するといわれています。

 

当院では医療医薬品として厚生労働省から認可されたヒト由来のプラセンタ(ラエンネック・メルスモン)注射薬を使用しています。

 

  • プラセンタに含まれる有効成分

アミノ酸・タンパク質・脂質・糖質・ビタミン・ミネラル・酵素・核酸など。

  • プラセンタの一般的な効果
  1. 美肌促進作用:美肌、美白、肌の張り、潤い、しわの改善など
  2. 抗疲労作用:慢性疲労などの疲労回復など
  3. 自律神経調整作用:不眠、不安、抑うつ感、自律神経失調症の改善など
  4. 内分泌調整作用:更年期障害(のぼせ・いらいら)、生理不順の改善など
  5. 免疫賦活作用:免疫力を高め、風邪を引きにくくする効果など
  6. 抗炎症作用:アトピー性皮膚炎、にきび、花粉症、歯肉炎の改善など
  7. 活性酸素除去作用:アンチエイジング、老化防止など
  8. 血行促進・造血作用:冷え性、頭痛、肩こり、腰痛などの改善
  9. 強肝・解毒作用:肝機能の改善
  • 費用

初診料 3000円

再診料 1000円(当院受診歴のある方は初回のみ医師の診察と再診料が必要です)

 

※プラセンタの治療をご希望の方は、診察受付時に事務員へ「プラセンタ注射を希望」と伝えてください。

 

1本 1500円

2本 2500円

3本 3500円

 

※プラセンタ注射は20歳以上が適応になります。

  • 治療頻度

1ヶ月目

週1~2回/1~2本を注射、または2週に1回/2本を注射。

2ヶ月目以降

週1回/1~2本を注射、または2週に1回/2本を注射。

  • 副作用

注射部位の発赤・内出血・疼痛・掻痒、まれに過敏症(発熱・発疹など)、薬剤性肝障害の症状が現れることがあります。

  • 注意事項 

プラセンタ注射は、原料として国内のヒト胎盤が使われていますが、生体由来のため感染症の可能性がある製薬として特定生物由来製剤の指定を受けています。原料となる胎盤はHIVやB型肝炎、C型肝炎などの感染症がないことが確認されていますが、未知のウィルスやクロイツフェルト・ヤコブ病の病原体プリオンのように加熱殺菌により病原性を失わない病原体の存在などは完全に否定はできません。このため、一度でもプラセンタ注射を使用した方は、献血はできません。しかし、現在ではB型肝炎・C型肝炎・HIV・クロイツフェルト・ヤコブ病などの感染症の報告はありません。